口座開設そのものは、スマホがあれば10分ほどで申し込みまで終わります。迷うのは手続きの難しさではなく、途中で出てくる選択肢の意味が分からないことです。
この記事では、実際につまずきやすい5か所を先に説明してから手順に入ります。ここを読んでおけば、途中で手が止まりません。
- 口座の種類は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ。確定申告が原則不要になります
- NISA口座は同時に申し込む。あとから申し込むと二度手間です
- NISAは税務署の確認を待たずに買付できます。SBI証券は「仮開設」の状態で買付できるので、確認完了を待つ必要はありません
- 本人確認はマイナンバーカード+スマホがいちばん早い(最短翌営業日)
- ポイントサービスの登録は別手続き。忘れると還元を取り逃します
用意するもの
- マイナンバーカード(ない場合は通知カード+運転免許証など)
- スマートフォン(書類の撮影に使います)
- 銀行口座の情報(入金・出金用)
- メールアドレス
マイナンバーカードがあると最短で翌営業日に開設完了します。郵送での本人確認だと1週間以上かかるので、持っている方は必ずこちらを選んでください。
手順
STEP1 メールアドレスを登録する
公式サイトの「口座開設はこちら」からメールアドレスを入力すると、認証コードが届きます。それを入力して次へ進みます。
STEP2 氏名・住所を入力する
本人確認書類と一字一句そろえてください。マンション名の省略やハイフンの有無で差し戻しになることがあります。
STEP3 口座の種類を選ぶ ← ここが最初の分かれ道
| 選択肢 | 内容 | おすすめ |
|---|---|---|
| 特定口座(源泉徴収あり) | 証券会社が税金を計算し、自動で納めてくれる | ◎ 迷ったらこれ |
| 特定口座(源泉徴収なし) | 年間取引報告書は作られるが、申告は自分で行う | △ |
| 一般口座 | 計算も申告もすべて自分で行う | × |
「源泉徴収あり」にしておけば、利益が出ても確定申告が原則不要です。会社員にとっては手間が段違いに減ります。あとから変更もできますが、最初からこれで問題ありません。
STEP4 NISA口座を「同時に申し込む」を選ぶ
ここで「申し込まない」を選ぶと、あとから改めて手続きすることになります。使うかどうか決めていなくても、開設しておいて損はありません。口座を持っているだけで費用はかかりません。
他社ですでにNISA口座を持っている場合は、同時申込ができません。先に現在の金融機関で「金融商品取引業者等変更届出書」を出し、勘定廃止通知書を受け取る必要があります。その年に1円でも買付していると、変更は翌年からです。
STEP5 本人確認書類をスマホで撮る
案内に沿って、マイナンバーカードの表裏と自分の顔を撮影します。反射で文字が読めないと差し戻しになるので、蛍光灯の真下を避けて撮ると通りやすいです。
STEP6 審査を待つ(最短翌営業日)
完了するとメールでIDとパスワードが届きます。NISA口座はこのあと税務署の確認が入りますが、SBI証券では確認を待たずに「仮開設」の状態で買付ができます。確認が終わるまで積立を止めておく必要はありません。
ただし、他社ですでにその年にNISAで買付をしていた場合など、確認の結果によっては買付が取り消される可能性があります。該当しそうな方は、確認が終わってから始めるほうが安全です。
STEP7 初期設定でやること(ここを飛ばしがち)
- ポイントサービスの申し込み:ためるポイントを選んで登録します。登録しないとポイントが付きません
- 入金方法の設定:銀行連携を設定しておくと、入金がその場で反映されて手数料もかかりません
- クレカ積立の設定:カードを登録し、積立額を決めます。締切日があるので月末は注意
- 積立設定で「NISA(つみたて投資枠)」を選ぶ:ここを課税口座のままにしていると、非課税になりません
4つめが最大の落とし穴です。クレカ積立の設定をしただけでは、NISAは使われません。積立設定の中で口座区分を選ぶ画面があるので、必ず確認してください。
よくある質問
Q. 開設に費用はかかりますか?
開設・維持ともに無料です。使わなくても費用は発生しません。
Q. 会社に知られますか?
証券口座を持っていること自体が会社に通知されることはありません。ただし金融機関にお勤めの方は、社内規程で事前届出が必要なことがあります。該当する場合は先に確認してください。
Q. いくらから始められますか?
投資信託は月100円から積み立てられます。まず少額で1か月動かしてみて、画面の見え方に慣れてから増額するのが安全です。
まとめ
つまずくのは「特定口座の選択」「NISA同時申込」「積立設定でNISAを選ぶ」の3か所だけです。ここさえ押さえれば、あとは案内どおりに進めれば終わります。
NISA口座が使えるまで数週間かかるので、始めると決めたら、口座だけ先に開いてしまうのが結局いちばん早いです。
開設・維持費は無料です。申し込みは10分ほどで終わります。
他社と比べてから決めたい方は、比較記事をどうぞ。
他社と比べる:NISA口座はどこで開く?ネット証券5社を条件をそろえて比較
参照した情報(2026年9月5日に確認)
・SBI証券「NISA」
・金融庁「NISA特設ウェブサイト」
手続きの画面や必要書類は変更されることがあります。実際のお手続きの際は公式サイトの案内に従ってください。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取得を推奨・勧誘するものではありません。

